2017/06 |  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 | 2017/08

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 結果からいうと、4位だった。
 久しぶりに入賞して嬉しかった。でも、だんだん悔しさばかりがにじみ出てくる。

 スタート前には、中川さんのほかに某チームのスタッフをしている山崎さんにも会った。
 死ぬ気でいけよ、といわれた。
 二人とも自転車の先輩に当たる人たちだ。こうして声を掛けてもらえるのはありがたいことだ。
 そして確かに、死にそうなくらい悶え苦しむ展開になってしまった。攻撃側として、能動的に死ぬ気で、というわけにはいかず、勝負に残る為に必死になったというほうが正しいが・・・。

 鶴カントリーの登りでアタックに反応したはいいのだけれど、きっちり前に付ききれず、古賀志林道の登りで千切れてしまった。去年のこのレースは、もう少しまっとうに登れていたが、飯田の落車の怪我を回復させる期間、ほとんど身動きできず体重が2キロ近く増えてしまって、それが戻っていないせいだろう。

 メイングループからも遅れてしまい、致命的な差で下りへ。
 少人数のグループが少しずつ人数を増やし、下り基調の平坦を飛ばす。
 アップダウン区間に入ってグループは崩壊。
 そこへ、チームメイトの斉藤が追いついてきて、二人で協力して前を追った。
 何とか、第2グループへ追いついたが、それでもやっと第2グループだ。斉藤は、ここで力を使い果たしてしまったようだが、彼の引きでなんとか集団として機能しているグループに追いつけた。
 しかし、もし先頭で逃げが成立してしまっていたら、第3グループ。状況は決してよくない。

 心臓も足も厳しい状態に追い込まれて、とにかくグループの後ろでひたすら回復を待つしかない。
 このグループは、アクアタマが前方のグループを全力で追撃していた。スガ選手たちの献身的な走りが光っている。スプリンター体型のオームラ選手を前に引き上げたいのだろう。
 こちらは、ただひたすら状況の推移を見守るしかない。
 前には平林が残っているはずだが・・・。

 やがて、先頭グループが見えてきた。
 二つのグループが連結したところで、鶴カントリーに向って徐々に登り始める。
 さっと集団の中ほどまで惰性で上がり燃費走行。
 平林選手が、動いているが、フォローも何も出来ない状態だった。
 このままでは、鶴カントリーもだが、古賀志の登りも危うい。

 案の定、その周回以降、古賀志林道で毎回千切れる始末。
 一度追い込まれると、なかなか回復できないコースなのだ。
 下りで帳尻を合わせるが、最終ラップは自力では追いつけなかった。
 周りの選手と協力して、アップダウン区間に入る直前で、グループに再び追いついた。

 何とか、入賞争いは出来そうだ。
 ちなみに、先頭は残り2周からBSアンカーの伊丹選手が逃げ続け、その差は50秒を越えていた。
 僕は完全にこれをスルーした。僕の状態では対応に持て余す。
 だから、4位だったが勝負は出来ていなかった。
 それまでの間、手遅れになる前に、と平林選手が追撃グループの形成を試みていたが、それも成立しなかった。残念だ。
 
 しかし少しでもよい順位を。
 平林がアタックし3名がグループから先行する。
 後ろは見合っていて、やや差が開くが、3名もうまく回れず、差を広げきれない。
 僕は、平林がアタックしているおかげで、周りの選手の対応を観察しながら、うまく流れに乗って休めた。足はびくびくケイレン気味だが、残り300メートルを過ぎてグループが加速したとき、何とか立ち上がってスプリントできた。
 グループの大方はまくることが出来て、あの結果だった。
 平林も10位でゴールした。

 この大会は、ジャイアント・ジャパンがブースを出しているし、勝負できるレースともなれば、入賞は必須だった。
 序盤、調子が悪いながらもアタックに対応した小室さん、遅れたとき助け合った斉藤選手、先頭をしっかりキープして、勝負をかけた平林選手、それぞれの走りが何とか僕を入賞圏内に、引き上げ、押し上げてくれた。

 僕自身のこととしては、山川選手と話し合って気づいたけど、登りでなんども遅れたとき、諦めて気持ちが切れていたら、遅れを挽回することも出来ず(する気力すら起こらず)レースは終わっていた。
 そういう気持ちを持てたのはよかった。
 しぶとく走れたことについては、トレーニング仲間の森山選手にも感謝だ。

 とにかく、4位はチームのみんなで繋いだ入賞だったということ。
 あの状況ではぎりぎりだったが、散らばったピースをもっと拾い集めれば、もっといけることも、みんな解っている。アタックの処理に失敗したのも響いた。もっと違う可能性がある。

 翌日には、ジャパンカップ。カテゴリー超級の、日本トップクラスが世界のトップ選手と戦う場だ。
 チームコムレイドジャイアントは、まだこれに参加できるチームではない。
 でもちょっとずつ、スポンサー会社の理解を得て活動を広げていかなければ。

 今年、国内に一つ、プロチームが増えるニュースが流れた。
 一つといわず、二つ、三つ・・・プロツアーが成立するくらいに・・・。自転車ブームを終えても、業界が華やかさを保ち続けるには、そうした、このスポーツの頂点が国内に存在するべきだと思う。
 チームのあり方は、監督や会社の考えが作っていくものなのだろう。
 あれこれ希望を口にはしているが、結局、選手は赤ん坊が泣き叫ぶように、力いっぱいエネルギーを放出して、自分たちの意思を体現していくしかない。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。