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第2ステージ 119.6km

 冷雨が降りしきる二日目。コースがスリッピーなのは、各選手よく知っている。
 千枚田という著名な棚田の景色の区間を登り、札立峠を登って、再び千枚田を登る山岳コースだが、峠をつなぐ区間もアップダウンが続く。また、細い林道はテクニカルで、ここがとても危険なのだ。

 千枚田は、上り口からと狭くなるため、登りに入る前に、勝負していきたい選手はどんどん前を陣取ろうとする。いわゆる位置取り争い。
 僕自身、ほどほどの場所をキープして折り合いをつける。位置取り争いも熾烈だが、無理して突っ込まないのも選手間の暗黙の了解だと思う。
 千枚田を、比較的平穏に先頭集団は過ごした。チームメイトの平林選手も順調に登っている。

 下り区間、一度ひやりとする場面。ウェットな路面に対してコーナーで膨らんでしまう。これがこのあとのことを象徴していたのだろう。
 集団は札立峠に差し掛かった。
 集団が一気にバラける難所だが、先頭グループで登りきった。想像だが、たぶん今年は例年より遅かったのだと思う。確かに、自分の登坂力も向上はしているが・・・。
 しかし、せっかく登りきったのもつかの間、わけの分からないまま前輪がスライドして転倒。
 頭が真っ白になったが、気を取り直して下る。が、完全に腰が引けている。ブレーキから手が離せない。ブレーキングしたままでは、コーナーでマシンを寝かせられない。
 完全にマシンを、いや恐怖心を制御できていなかった。
 再びガードレールに突っ込み、山の斜面側に飛び越えかけるのをこらえて路面に脚を着いた。
 第2グループから置いていかれ(そもそもつけなかった)、チームメイトの諸田選手がいる第3グループに取り付くが、コーナリングの恐怖は取れない。
 先輩選手に怒鳴られながらも、車間があいてしまう。落車が起こると後ろはほぼ回避できないので、集団から下がるしかない。自分が転べば他人を巻き込む、というプレッシャーで恐怖を押さえ込むときもあるが、そんな状態ですらなかった。
 完全に遅れ、小さなグループに落ち着いてゴールした。
 前のグループは、分裂と合流を繰り返して、ここは一応第3グループということのようだが、まあ後ろで一番固まったわずか6人ほどの集団であった。

 最悪のステージ結果で、足を残しながら総合に絡む望みが潰えた。
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